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守田のり子さんのところに行ってきた 前編

守田のり子さんのところに行ってきた。
大阪の心斎橋でタロット占い師をされている方だ。
彼女のブログをいつもわくわくしながら拝読しているので、いつか鑑定を受けてみたいな~とは思っていた。
が、年末から今年にかけて、そんな悠長なことを言ってはいられない事態が現実的にも精神的にも多発しているので、意を決して予約を取った。

ブログのお写真にあるとおり、紫色がとてもよく似合うチャーミングな方だった。以下、先生と呼ぶ。

鑑定室はお洒落なビルの一室だった。
わたしは先生のとなりに招かれた。机を挟んでの対面鑑定ではなく、お互いがとなり合って座るという、リラックス重視の座り方に、まずすごいなと感じた。

「今日はどういうご相談ですか?」

先生がにこやかに尋ねる。
わたしはノートを広げ、あらかじめ書いておいた相談内容をかいつまんで話した。

「あの、もうよくある相談だと思いますが、パートナーのことです。パートナーが欲しいと思っています」

でも、どんなに行動しても、「男性が怖い」、「デートをするたび気が重くなる」、「眠りが浅くなる」などの症状が出て、いっこうに変わる様子がないこと、毎日一緒に暮らす男性像がイメージできないこと、1人暮らしが長くなりすぎて、1人でいることに慣れてしまっていることなどを伝えた。

先生はひと通りわたしの話を聞くと、机の上に置かれた5,6種類あるタロットの内ひとつを選び、シャッフルした。
「はい、左手でこのカード(デッキ)を2つに分けてみて」
わたしが分けると、先生は慣れた手つきでカードを切っていった。
「じゃあ、まず、パートナーを見つけるためにどうすればいいか、ね」

出たカードは「魔術師」(マルセイユ版)だった。

守田のり子さんのところに行ってきた 前編_c0323441_351015.png


「このカードはね、自分が動けば事態は動くっていうカードなの。その代わり、待っていてもいっさい動かない」
ふむふむ。それは先生のブログにも説明してあったな。でも、同時に見逃さなかった。このカード、開いた瞬間は逆位置だったぞ。
「この絵を見て。いろんな道具が机の上に並べてあるでしょ。でも、今はね、この道具たちに対して気を使っている状態なの。例えばね、この机の上にあるカップ。これから机の上のものを使って実験しようって人が、カップに気を使っているなんておかしいでしょう?」
なるほど。
「つまり、今は相手がどう思うだろう、どう思われるだろう、と本来気に病むところではないところでエネルギーを使っている状態なの」
「はあ」
「あのね、このカードが出たということは、人を物のように扱っていいってことなの」
「え? そうなんですか」
「そうなの。相手の気持ちなんか考慮に入れなくていいの。人を物扱いしてむしろ実験しなさいってことなの」
……でないと、事態は動かない……か。

「今の状況を見てみましょう」
先生は次にモダンメディバルタロットを手に取り、シャッフルした。同じようにわたしの左手でデッキを2つに分け、カードを扇状に並べた。
「はい。ここから、カードを10枚引いてみて」
「はい」
どれにしようかな~と、好奇心いっぱいにカードを選ぶ。
先生は選んだ10枚を順に並べていった。
(あ、ケルト十字だ)

さて、このスプレッドで出たカードの写真を撮りそこねたので、文字で説明。

① 質問者の今の状況 : 「世界」正位置
② 質問者の過去の状況 : 「剣の5」逆位置
③ 質問者の未来の状況 : 「力」正位置
④ 質問者の外面(人から見えるところ) : 「カップの2」正位置 
⑤ 質問者の内面(人から見えないところ) : 「ワンドの8」正位置 
⑥ 質問者の顕在意識 : 「皇帝」正位置
⑦ 質問者の環境 : 「審判(復活)」正位置
⑧ 質問者の願望・限界 : 「コインのキング」逆位置
⑨ 最終結果 : 「コインの10」正位置
⑩ 障害 : 「カップの9」正位置

①について
鏡のような卵型のフレームの向こうに静かな湖と宇宙が広がっている。
「今は自分にとって完璧な世界にいるの。もうこれ以上ないくらい問題のない世界。わざわざここから出て行こうという気分には全くなっていないの。この世界にパートナーを入れるということを本当のところは望んでいないの」
②について
血だらけになった兵士たちが森の中で休息している。彼らの手にも地面にも血だらけになった剣が5本描かれている。
「過去にものすごく傷つけられる環境にいたみたいね。最近じゃない。もっと昔、もっともっと小さい頃。自分も傷つき、また傷つけてきたってことをこの絵は示しているの」
③について
ウェイト版タロットと同じ、女性(男性?)とライオンの絵。白い衣を纏った人物が金色に輝くライオンの頭を手にしている。
「遠くない未来にこのライオンの頭、自分が今まで見ずに封印してきたものを目にすることになるの。それをついに手にすることになるってカードは言っているの」
④について
2つのグラスが響き合っているような絵(だったような)。
「このカードは他人があなたをどう見ているかを示すカードなの。つまりね、もうすでにパートナーがいるように見えているの。婚活パーティーに行っても、相手からはそこまでパートナーを必要としていない、十分満足しているように見えているの」
⑤について
空からこん棒(ワンド)がわらわらと降ってきている絵。
「でも、あなた自身はこの絵のように、空から何かよくわからないものが、もしかしたらあなたにとっては恐怖に映るものが、降ってきていると思っている。でも、このワンドは怖いものとは限らないの。いいものかもしれないの」
⑥について
ウェイト版タロットと同じく、王が王笏を手に座っている絵。
「このカードがあなたの顕在意識の部分なの。あなたはすべて自分の思いどおりにしたいと思っている皇帝だってことなの」
⑦について
ウェイト版タロットと同じく、空から天使が舞い降りてラッパを吹いている。地下から死者が蘇ろうとしている。
「ほら、ここで埋めてしまっていたものが表に出てこようとしているの。この出てこようとしているものが、さっきのこのカード、「力」(③)のライオンの頭よ」
⑧について
王が大きな金貨をひとつだけ抱えている絵。
「逆位置でしょ。あなたは心の奥底では、どうせ結婚できないって思っているの。このコインは物質的な豊かさを現すから、パートナーを得てより豊かになるということを信じきれていないの」
⑨について
金貨10枚。
「でもね、あなたは結婚できるの。しかもコインが10枚の完成したカードだから、金銭的にも豊かになるの。そういうカードが出ているの」
⑩について
上流から流れる川に沿って、カップが9個。ほとりには、お腹が大きくなった、臨月の人魚。
「あと1個のカップで完成するまぎわなの。ほら、ここで人魚のお腹がふくれているでしょ。もうすぐ赤ん坊が生まれるという絵なの。……そうね……。お母さんが障害になっているのかな。お母さんの家系が代々子供を大人にしないという業をくり返してきたみたいね」

先生が伝えてくれることはどれもしっくりくることばかりだった。
ただわたしが過去にそこまで傷ついていること、また何かを封印していまっていること、そして、母自身、母の家系が子供のままでいることを強いる業をもっていることに驚いた。

「あのね、この一連のカードを見ると、むしろ問題なく結婚できるということがわかるの。でもね、それを妨げているのが、ここ、地面の中に埋めてしまっているものなの。ここさえ表に出せば、ゴールまですぐなの。あと、このカップの9のカード」

カップの9のカード(しかも正位置)から、母と母の家系をイメージできるなんてホントすごいって思った。

「あの~、両親との確執はかなり自分でも意識的に解消してきて、だいぶよくなっていると思っているのですが、一応両親との関係も見て頂けますか」

「うん、そうしようか」
先生は早速、次のカードを切ってくれた。
オショーZENタロットだった。




☆今日(昨日)のHAPPY♡THANKS☆

素敵な占い師さんに鑑定してもらえて、夜は友達と会食。
すごく楽しかった!
by mao-chii | 2014-02-22 23:59 | 出来事の話 | Comments(0)

年々、いろいろ、雑記帳


by まおちぃ 改め あみぼう
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